セリアン物語
八王子で最も古くから洋菓子を作り続ける老舗洋菓子店『セリアン』
脈々と受け継がれる理念・原点は「本物の味を作ること」
八王子で最初の洋菓子店
セリアンは昭和34年に八王子に産声をあげました。
八王子で初めての生クリームを使った洋菓子店です。
創業者は久保雅弘(現セリアン店主)の父。
父は寡黙な職人気質な人。
彼の「本物の美味しさ」へのこだわりは、
洋菓子だけではなく、家で使う醤油やお酒など、
食べるものに関するすべてに厳しい人でした。
そんな父のもとで育った久保雅弘(現セリアン店主)は、
「この店をつぐんだという想い」と
「本物の味に対する舌」を育てていきました。
自然に代変わりをし、久保は洋菓子を作り続けました。
八王子は山も川もあり、緑が豊か。仲間意識の強い人が温かいところです。
そんな温かい人たちに支えられ、セリアン洋菓子店は生クリームとカスタードを巻いたふじもりロールを発売しました。
名前の由来は八王子市市内にある富士森公園。
緑豊かな富士森公園をイメージしたふじもりロールは、発売以来大人気となり、
セリアン洋菓子店は「ロールケーキのお店」と呼ばれるほどになりました。
◆セリアンの「本物の美味しさ」へのこだわり
使う素材は日本は北海道から沖縄、世界からも上質な素材を取り寄せ、ひとつひとつ久保が自分の舌で厳選した「本物の素材」。
作り方は妥協せず、ひとつひとつの工程を丁寧に作る昔ながらの製法。
父から受け継いだ、
「よけいなものは入れない」
「おいしいものを作る」
ふたつのあたりまえのことを、セリアン洋菓子店は、創業当時からずっと守って作り続けてきました。
娘も生まれ、八王子の町がゆっくり変わっても、
ずっとかわらず、
ひとつひとつのケーキを丁寧に作り続けてきました。
そして、八王子一の老舗洋菓子店へ
全国から一つ一つ選び抜いた上質な素材を使い、
ていねいに作り上げ、「本物の美味しさ」が味わえるお菓子を作り続けて55年。
八王子の皆様に愛されてここまでやってきました。
大切な人や子供に安心して食べて貰いたい「本物の美味しさのお菓子」を
今までも、これからも、作り続けていきます。